子育てゲーム

過去の自分に伝えたい

「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方で日本にほめる教育を

読んだ本

 ほめる教育が子育てに効果的だと知って、他に面白そうな本はないかと探して見つけた。舞台は三重県にある南部自動車学校。教習所と言えば「怖い」「怒られる」などのマイナスなイメージを持たれがちだ。しかし、南部自動車学校では「ほめちぎる教習所」としてリニューアルし、少子化や自動車離れが進む中、生徒数を増やしている。

 ほめる教育の効果は絶大で、生徒の教習での成績が上がり、卒業生の事故率の減少。指導員は仕事に積極的になり、職場の雰囲気が良くなった。ストレスで病む職員は減り、離職率が下がった。

 

ほめられていない教育

 僕はほめるのが苦手だ。なぜなら、ほめられて育っていないから。これまで学校や職場でたくさん教育を受けてきたけど、ほめられた記憶がほとんどない。「今のは良かった!」「お前なら出来る!」みたいなのはなかった。日本の教育がそんな感じだから、ほめるのが苦手な日本人って多いと思う。

 教習所で言えば、生徒が自動車事故の加害者や被害者にしないように、指導員はどうしても厳しくなりがちだ。しかし、厳しく育てられる環境では、工夫することよりミスしないことを考えてしまう。怒られてやる気を無くす環境で、自発的に動ける人間が育つわけがない。

 

相手を見てほめ方を変える

 ほめることは簡単だ。しかし、相手に伝わらなければ意味がない。より効果的にほめるには、相手の個性や状況に合わせること。そうしないと、おだてられていると受け取られたり、反応がイマイチだったりする。そういう困った時にのために作者は、次の3タイプに分けてほめ方を使い分けている。

  • 人とのつながりを大切にする「いい人」タイプ
  • あやふやなことが苦手な「しっかり者」タイプ
  • 理論より感性、習うより慣れろの「天才」タイプ

 ほめる教育をしていれば必ず当たる壁なので、この本でほめる技術に磨きをかけたい。

 

とりあえずほめとけ

 この本を読んでいるとほめる教育の有能っぷりが分かる。ほめていればなんでもできそうな勢いだ。「自分のミスが減らない」「人間関係に悩んでいる」。ほめる教育が当たり前の日本であれば、こういう悩みは間違いなく減る。厳しい教育が悪いとは言わないが、どうせなら気持ちよく教わりたい。ポジティブに相手を見れるようなすばらい教育をこの本で教わった。